座席間隔を詰めて席数を増やす・機内食は希望者のみ有料で提供。LCC航空会社の運賃が激安にできる理由

投稿者: | 2011年12月9日

LCC航空会社が低価格運賃を実現するために、これまでの航空会社(レガシーキャリア)とは違った発想で、さまざまなコストダウンの工夫がなされています。

・スタッフが複数の仕事・作業をこなす
客室乗務員(CA、フライトアテンダント)が、飛行機到着後には機内の清掃や整備をしたり、空港での窓口業務などを兼任するなど、一人のスタッフがさまざまなセクションで異なる仕事・作業をこなせるようになっています。これにより、それぞれのセクションに専門のスタッフを雇う必要が無くなり、人件費を効率化できます。

・座席間隔を詰めて席数を増やす
LCC航空会社の多くは、短距離~中距離の国内線・国際線を運航します。フライト時間は1時間程度から3時間程度と短い路線がほとんどのため、機内の快適性は多少落としても利用する乗客は、それほど気にはしません。「座れれば十分」ぐらいの発想なので、前後の座席間隔は狭めにして、少しでも多くの座席を配置することで、1回のフライトで多くの乗客を乗せてその分運賃を安くすることができます。

・機内食は希望者のみ有料で提供
国際線では当たり前のように提供されていた機内食。LCC航空会社では、これを希望者のみに有料で提供することが一般的です。搭乗中に食事をするかどうか、何を食べたいのかの選択権を乗客に与えて、その分運賃を安くします。乗客は、自分で食べたいものを事前に空港で購入して持ち込んだり、チケット購入時に同時に機内食も申し込むことも可能です。これにより、機内食を余分に用意する無駄もなくなり、コスト削減になります。